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2015年1月14日(水) |
東京都が助成することを決めた、男性の不妊症。 |
森三中の大島 さんが妊活で芸能界のお仕事を一時お休みされたのは記憶に新しいですね。 その大島さんの旦那さんの鈴木おさむさんも鍼灸で妊活しているのを知っている人は少ないでしょう。 実は男性不妊は不妊症の半数を占めるといわれており、不妊治療を受ける方々の障壁になっていました。 不妊治療への助成金はそれぞれの地方が出していましたが、男性の不妊治療への助成は今までなかったからです。 東京都が男性への不妊治療への助成を決定したことから、続けと地方も助成をするのは確実とみられています。 ここからは治療のお話 男性の不妊の原因って?【西洋医学ではどうとらえられているのでしょうか?】 @ 「精子減少症」−精子の数が少ない A「無精子症」−精子が全くない a.「非閉塞性無精子症」−精子が作られていない b.「閉塞性無精子症」−精子の通り道が塞がっていて外に出てこれない 西洋医学では、男性不妊の原因は「精子減少症」「非閉塞性無精子症」「閉塞性無精子症」の三種類に分けられます。 現在手術などで改善が期待できるのは「閉塞性無精子症」のみです。通り道を作れば精子が出てこれるからです。 ホルモン治療などもありますが。。。 【中医学ではどうやって治療するのか?】 中医学では体質を見極めます。男性不妊症は主に四つに分けることが出来ます。 @「腎陰虚」:精子の数が少ない、精子の奇形が比較的多い、陰茎の勃起が強い、腰や膝が怠痛い、やせ形、性欲が非常に強いなど A「腎陽不足」:性に対して淡白で、勃起しない、または硬さが足りない、手足の冷え性、頻尿、疲れやすいなど B「気血虚損」:性欲が著しく落ちている、勃起しない、早漏、食欲が落ちている、動悸や息切れをよくするなど C「湿熱下注」:射精しずらい、睾丸や恥骨付近に熱感があり不快、排尿時に違和感、太ももにひきつり感がある、常に喉の渇きがあり水分を手放せない 以上の「腎陰虚」「腎陽不足」「気血虚損」「湿熱下注」の四つに分けることが出来ます。 日本人に多いのは「腎陰虚」「湿熱下注」の二つ。 これは睡眠不足や仕事などのストレス、食事で熱性の強いものを取る習慣が多くなっているからです。 生活習慣と食事などを見直すのがまずは第一ですが、時間は有限。 効果が早くあらわれる鍼灸での治療をお勧めしたいです。 助成金は鍼灸には出ないですが。。。(エビデンスが少ないのが理由です) 鍼灸での治療は身体の『熱』を取ることを重点に置きます。”清熱法”と言われる手法です。 使用するツボは 主に心兪や肝兪。 そして後渓や曲池、内庭などのツボへの鍼灸治療が効果的です。 『証』(中医学の診断)によって使うツボは決まるので、他にもたくさんのツボを考えます! これから男性の不妊症で西洋医学の治療も増えてくるかと思いますが、まずは生活習慣などを見直してみてはいかがでしょう。 中医学をベースにした鍼灸は特に確立された治療ですので受診を一度考えてみてはいかがでしょうか? >>>木もれび鍼灸院の男性不妊症について詳しくみる >>>木もれび鍼灸院のED治療について詳しくみる |
長春中医薬大学 中医学士
長春中医薬大学 客員教授
吉林省公認 推拿師
北摂中医鍼灸研究会 代表
学生時代に父親がうつ病を発症。病院に行ったにも関わらず、完治することはなかった。この経験から精神疾患とそれに付随する不定愁訴(腰痛や不眠症、耳鳴りなど)で苦しんでおられる患者様と向き合おうと、伝統医学を極めるために中国の中医薬大学へ留学し、中医学と東洋医学(漢方・鍼灸)を体系的に学ぶ。日本に帰国後さらに日本伝統鍼灸を学び研鑽を積む。
この針治療が患者様からとても好評で多くのお喜びの声を頂いている。
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