電話でのご予約・お問い合わせはTEL.072-761-5589
大阪府池田市石橋1丁目23-5 神戸屋ビル1F
2015年1月14日(水) |
【症例】自律神経失調症 |
主訴:強い不安感と肩こり、不眠症
排便が下痢と便秘を交互に繰り返す。
四診:脈沈脈、白膩苔
弁証:疲労と抑うつ状態の時に驚く、びっくりすることがあったために気閉になり、胆気虚を発症。
治法:疏肝理気
施術:左胆兪、左後渓
二診目:前回施術後に2時間ほど頭痛が発生するもその後は痛みはなし。
施術後1週間は不安感は消えていたが、2週間たったあたりから、また感じるようになった。
施術:左肝兪、左後渓
三診目:前回施術後から不安感は完全に消える。排便も正常。肩こりのみ残る
施術:左申脈
強い不安感が消えたことで、治療は3回で終了する。
解説:不安感を抱かれての来院。お話を聞くと心療内科に行くか、鍼灸治療を受けるか迷ったそうです。
心療内科で抗不安薬を処方されるであろうということで鍼灸を選択されました。
若い方で、診察時の身体の反応(脈診や腹診)がしっかりと症状に合っていて、ツボを決定できるのもすんなりいきました。
3回で治療も終了し、今月中には職場復帰しますとおっしゃっていました。
>>>自律神経失調症の鍼灸治療について詳しく見る |
長春中医薬大学 中医学士
長春中医薬大学 客員教授
吉林省公認 推拿師
北摂中医鍼灸研究会 代表
学生時代に父親がうつ病を発症。病院に行ったにも関わらず、完治することはなかった。この経験から精神疾患とそれに付随する不定愁訴(腰痛や不眠症、耳鳴りなど)で苦しんでおられる患者様と向き合おうと、伝統医学を極めるために中国の中医薬大学へ留学し、中医学と東洋医学(漢方・鍼灸)を体系的に学ぶ。日本に帰国後さらに日本伝統鍼灸を学び研鑽を積む。
この針治療が患者様からとても好評で多くのお喜びの声を頂いている。
→ブログ