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2015年3月3日(火) |
昨日ダッシュ村見ていたら、城島さんの手の震えが気になりました。 |
手の震えは手顫(シュセン)といい「肝」の病であると中医学でされています。 実は私も留学時代に手の震えに悩まされていました。 緊張と疲労が「肝」を痛めたために震えになって症状として出てきたものです。 中国にいたら鍼灸ができる手でなくなると危機感をいだいていました。 なぜかというと、震えを放っておくと治らなくなるから。 しかもひどくなる傾向があります。 そして薬ではまず回復しない。 一番は環境を変えることです。 もちろん鍼灸治療は有効です。 鍼灸では震えを下記のように分類しています。 肝風:ふらつきをともなう手顫 風痰:しびれをともなう手顫 風寒:痛みをともなう手顫 脾虚風動:筋力低下をともなう手顫 血虚風動:不眠をともなう手顫 陰虚風動:高熱にともなう 手顫 中医学では「手顫」を脳卒中の前兆であるとしています。 なにわともあれ、すぐに治療を開始した方がいいでしょうね。 伝統医学の観点からはあまり良い症状ではありません。 |
長春中医薬大学 中医学士
長春中医薬大学 客員教授
吉林省公認 推拿師
北摂中医鍼灸研究会 代表
学生時代に父親がうつ病を発症。病院に行ったにも関わらず、完治することはなかった。この経験から精神疾患とそれに付随する不定愁訴(腰痛や不眠症、耳鳴りなど)で苦しんでおられる患者様と向き合おうと、伝統医学を極めるために中国の中医薬大学へ留学し、中医学と東洋医学(漢方・鍼灸)を体系的に学ぶ。日本に帰国後さらに日本伝統鍼灸を学び研鑽を積む。
この針治療が患者様からとても好評で多くのお喜びの声を頂いている。
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