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2015年3月9日(月) |
男性不妊(造精と運動性)に鍼灸が効果あり。 |
アメリカのFertility and Sterrility Journaの2005年7月に『鍼は精子の質を改善し、男性不妊克服の助けになるかもしれない』という調査結果が公表されています。 鍼治療によって造精と運動性を改善できたという結果がでています。
調査では28人の男性不妊患者に対し、週に2回の鍼治療を5週間に渡って受けるグループ、12人の非治療のグループとに分け比較をしてみました。
研究を始める時と終わった時の精液を分析し、鍼治療を受けたグループで意義深い改善があったと報告しています。それは、鍼治療が、精子の構造異常を少なくし、精液量も増やすことに関係したのではないか、しかしその他の精子の異常、たとえば精子の発育や死んだような精子については改善が得られなかったというものでした。
そして鍼治療、精子の質をあげることができる簡単で、また痛みのない方法だともいっています。
日本では、2005年6月に鍼治療を受けていた不妊症の女性585人のうち176人が妊娠し、この176人中102人がAIHやARTでの妊娠、36人が自然妊娠だったという記事がありました。またこの36人中、追跡調査できた13人において、6人が過去に自然妊娠をしながら、流産を経験していたことがわかり、もともと妊娠できる潜在力はあったこともうかがえたともしています。
当院の男性不妊について詳しい説明はこちらをご覧ください |
長春中医薬大学 中医学士
長春中医薬大学 客員教授
吉林省公認 推拿師
北摂中医鍼灸研究会 代表
学生時代に父親がうつ病を発症。病院に行ったにも関わらず、完治することはなかった。この経験から精神疾患とそれに付随する不定愁訴(腰痛や不眠症、耳鳴りなど)で苦しんでおられる患者様と向き合おうと、伝統医学を極めるために中国の中医薬大学へ留学し、中医学と東洋医学(漢方・鍼灸)を体系的に学ぶ。日本に帰国後さらに日本伝統鍼灸を学び研鑽を積む。
この針治療が患者様からとても好評で多くのお喜びの声を頂いている。
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