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大阪で自律神経失調症・腰痛・頭痛なら東洋医学のプロ 中医学士の木もれび鍼灸院-大阪

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2015年3月13日(金)
米国は睡眠大不況だそうですね。
アメリカの小児医学会の機関誌で「睡眠大不況」におちいっていると発表し、日本でも注目をあびています。

特に睡眠を最もしなければいけない10代の若者が慢性的な睡眠不足だと警告しています。


アメリカだけでなく日本も同じくらい、深刻な状況です。

実は糖尿病を引き起こす、最も危険な生活習慣は睡眠不足、眠らないことであることがわかっています。

また成長ホルモンが正常に分泌されない、脳の神経組織にダメージを与えるなど、10代で絶対に避けたい習慣ですね。

スマホなどの普及で夜に強烈なライトを浴びる情況を作り出しているのが大きな原因だそうです。


睡眠は身体のリズムを整える必要があります。 

「さぁ、寝ようとしても寝れるものではないんですね」

睡眠をとるコツは、「朝に太陽の光」を浴びる必要があります。

 体内時計は25時間の、一日のリズムは24時間です。
1時間のズレを調整しているのが「朝の太陽の光」


一日のリズムを知るためには「サーカディアンリズム」を知らなければなりません。
「サーカディアンリズム」は身体が刻んでいる一日のリズムの事。
「サーカ」およそ、「ディアン」一日。「およそ一日」という意味。
それが25時間の体内時計。


体内時計は頭の中にあります。
目の奥の方に位置する視交叉上核というところに「時計細胞」がつまっています。
時計細胞には6種類の「時計遺伝子」があり、これが「時計たんぱく」を作る。
この時計たんぱくがある程度つくられるといったん時計遺伝子の活動はとまり、少なくなると作り出す。


―――この周期こそが身体のリズム、まさに体内時計となるわけです。



光を浴びて活性化する時計遺伝子。タイマー式なんです。
朝光を受けてから15時間後、タイマーが作動して「メラトニン(睡眠ホルモン)」の分泌が始まります。メラトニンは一日の活動時間の終わりを身体に告げるとともに、体中の細胞や臓器に睡眠の信号を送ります。徐々にメラトニンの分泌が盛んになり深い眠りに落ちていきます。

すべてのスタートは朝の光。

もし寝室の日あたりが悪いのならば、いますぐ東か南向きの窓の部屋に替えましょう。
寝る時は雨戸は必ず開けっ放しにして、朝の光を取り込むようにしましょう。なぜなら日の入りの時刻は夏と冬で大きくずれてくるからです。
 
季節の変わり目に体調を崩す方は、「サーカディアンリズム」がうまく働いていません。


睡眠大不況という言葉は今後日本でも注目されるでしょうが、眠るためには「朝に太陽の光」を浴びることが不可欠ですね。
>>>木もれび鍼灸院の不眠症の治療方法を詳しく見る

木もれび鍼灸院院長 木もれび鍼灸院院長弓削周平

長春中医薬大学 中医学士
長春中医薬大学 客員教授
吉林省公認 推拿師
北摂中医鍼灸研究会 代表


学生時代に父親がうつ病を発症。病院に行ったにも関わらず、完治することはなかった。この経験から精神疾患とそれに付随する不定愁訴(腰痛や不眠症、耳鳴りなど)で苦しんでおられる患者様と向き合おうと、伝統医学を極めるために中国の中医薬大学へ留学し、中医学と東洋医学(漢方・鍼灸)を体系的に学ぶ。日本に帰国後さらに日本伝統鍼灸を学び研鑽を積む。
この針治療が患者様からとても好評で多くのお喜びの声を頂いている。

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