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2015年4月6日(月) |
拒食症の症状:4.低カリウム血症・低血糖 |
摂食障害は一般的には拒食症といわれていて、若い女性の間ではポピュラーな症状です。 拒食症は心因性(心の中の葛藤が原因)の症状の一つですが、 人間の根源的な欲求である食欲が止まってしまうので、身体的にも様々な症状がでてきてしまいます。 4.低カリウム血症・低血糖 拒食症の方に多く見られる「食べたものを自分で吐く、下剤で出す、利尿剤を使う」という状態をパージングといいます。 これらの行動によって身体の水分はどんどん体外に出ていきます。 水分と一緒に体にとって大切な電解質であるカリウムも身体の外にどんどん出ていってしまいます。 そうすると低カリウム血症という状態に陥ってしまいます。 低カリウム血症とは体内のカリウムという電解質が失われた状態で疲労感や動悸、不整脈などの症状がでてきます。ひどい場合は心不全を起こすこともあります。 特に下剤の使いすぎによっては身体の水分を一日当たり4~6リットル失うこともあり、それに食事量が極端に少ないと低カリウム血症に低血糖状態にも陥ってしまいます。 命にかかわることなので安易に下剤は使用しないほうがいいでしょうね。 |
長春中医薬大学 中医学士
長春中医薬大学 客員教授
吉林省公認 推拿師
北摂中医鍼灸研究会 代表
学生時代に父親がうつ病を発症。病院に行ったにも関わらず、完治することはなかった。この経験から精神疾患とそれに付随する不定愁訴(腰痛や不眠症、耳鳴りなど)で苦しんでおられる患者様と向き合おうと、伝統医学を極めるために中国の中医薬大学へ留学し、中医学と東洋医学(漢方・鍼灸)を体系的に学ぶ。日本に帰国後さらに日本伝統鍼灸を学び研鑽を積む。
この針治療が患者様からとても好評で多くのお喜びの声を頂いている。
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