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2015年5月5日(火) |
なぜぎっくり腰は整形外科で注射を打っても痛みがひかないのか? |
今日は飛び込みでぎっくり腰の方がこられました。 ぎっくり腰の方が来られるとわくわくします。 鍼灸ほどぎっくり腰に対応できる施術方法はないと自負しているからです。 鍼灸院や整骨院でぎっくり腰の患者さんが飛び込みで来られて対応できるところって実はあまりないんです。 普通の慢性腰痛の患者さんと同じようなマッサージ、電気、湿布をしてしまうから。。。 マッサージしたところで腰痛は治りませんがね。 ぎっくり腰などの急性腰痛には、急性なりの処置をする必要があるということです。 今日来られた方は10日ほど前から痛み出して、一昨日急激に痛みがひどくなったと訴えられました。 その前の日に何をしたのか? なじみの整形外科で痛み止めの注射をしてから、安静にしていたそうです。 なじみの整形外科で痛み止めの注射をしてから、安静にしていたそうです。 明らかに痛み止めの注射によって痛みが悪化していました。 実はこういう方は結構おられます。 何年もこういうことを繰り返していると、もう墓場まで注射を持っていくしかなくなります。 なぜ整形外科で痛み止めの処置をしているのに、ぎっくり腰が悪化してしまうのか? それは痛みの原因となる筋肉を無視して、他の問題のない筋肉の感覚をマヒさせるからです。 痛みの原因となる筋肉の動きが改善されていないのに、感覚だけ麻痺させて動かしたらどうなると思いますか? 筋肉自体が損傷して、炎症を起こします。 せっかく身体が『痛いという信号』を出してあげて筋肉をこれ以上傷めないように動きを制限しているのに、身体が発している信号をわざわざ遮断して組織を破壊させてしまう。 今日のぎっくり腰の患者さんは痛みを訴えていた腰とは対角線上にある筋肉が原因となって痛みを引き起こしていました。 注射の針が届かない深部の筋肉です。 遠隔からでもできますが、久々のぎっくり腰なんで針でダイレクトに施術しました。 帰るときは足が上がるようになったと喜んでいました。 |
長春中医薬大学 中医学士
長春中医薬大学 客員教授
吉林省公認 推拿師
北摂中医鍼灸研究会 代表
学生時代に父親がうつ病を発症。病院に行ったにも関わらず、完治することはなかった。この経験から精神疾患とそれに付随する不定愁訴(腰痛や不眠症、耳鳴りなど)で苦しんでおられる患者様と向き合おうと、伝統医学を極めるために中国の中医薬大学へ留学し、中医学と東洋医学(漢方・鍼灸)を体系的に学ぶ。日本に帰国後さらに日本伝統鍼灸を学び研鑽を積む。
この針治療が患者様からとても好評で多くのお喜びの声を頂いている。
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