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痛み止めのリスクを知っていますか?

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ブログblog

2017年5月4日 23:34:06

痛み止めのリスクを知っていますか?

痛み止めのリスクを知っていますか?

暖かくなってから、スポーツや格闘技などに打ち込み始めている方も多いのではないでしょうか?

常日頃運動には縁遠い人ほど、ケガや痛みに悩まされることも多いでしょう。

運動直前や運動中に痛み止めを使うことがいかに身体へ悪い影響を与えるかを知っていただきたいと思っています。
特に腎臓、循環器、消化器などに副作用を与えるリスクが大きいことを知る必要があります。


日常的に飲まれている薬の危険性

痛み止めといえばこれですね→非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs):ボルタレン、ロキソニンなど
モーラステープといえばシップ代わりに使っているという人も多いと思います。


今までは病院の処方箋が必要だったものが、ドラッグストアや通販サイトであるamazonで買えるようになってしまっています。
敷居の高かった、非ステロイド系の薬が簡単に買えるようになったことは、薬の知識がない人が安易に使ってしまう使用頻度や使用量が大幅に増えてしまう危険性があります。

ロキソンニンなどがドラッグストアで購入できることに対しては医師や薬剤師からも反対の声が多く挙がっていることは厚労省のホームページからも確認できます。

厚労省ホームページへ移動します。
通販サイトのamazonでも買えるようになってしまっていますが、腸閉そくの危険性があり安全性の面からみると非常に危険だと思います。
amzonのロキソニン販売ページ
問題の多い非ステロイド系の痛み止めですが、一般の人だけでなく、世界的にもプロサッカー選手やオリンピックに出るようなアスリートの間でも多く使われていることが確認されています。

なぜアスリートは痛み止めをできるだけ飲まないほうがよいのか?

アスリートに蔓延している痛み止めの乱用

筋骨格にたいするロキソニンの影響についてこんな報告があります。
非ステロイド性抗炎症薬はその抗炎症作用によって骨の治癒を遅らせ、タンパク質合成を減少させる。運動後には骨格筋の衛星細胞を阻害する
運動前後にロキソンニンなどを使用すると、筋肉の修復を妨げ、さらに痛み止めを使ったとしてもパフォーマンスは上がらないことがわかっています。
使っても使わなくても状態が変わらないどころか、
状態を悪化させるということですね。

私たち一般人は痛み止めの薬とどのように付き合えばよいのか?

痛みには必ず原因があります。
木もれび鍼灸院は針治療専門で法律の医療区分としては物理療法になります。


薬や薬剤を使用せずに痛みを治療する分野です。
痛み止めを使えば一時的に楽になり『治った』かのような錯覚に陥りますが、
痛み止めは痛みを根本的には解決しません
非ステロイド性抗炎症薬は運が悪ければ、命に関わるような重大な副作用を起こしかねないものです。
安易に痛み止めに頼るのではなく、その痛みの原因を知っている人に治してもらう。根本的に解決してもらうことが大切なのではないでしょうか?


痛み止めではなく鍼灸が痛みを本当に解決する理由

ロキソニンなどは、正式名称は『非ステロイド性抗炎症薬』
『非ステロイド性抗炎症薬』は簡単に言うならば
運動後に本来起こるべき、筋肉の代謝を防ぐ阻害するものです。

重たいものを持てば次の日に腕が痛くなる。これは筋肉痛です。
実は多くの方が悩んでおられる腰痛や五十肩も一種の筋肉痛といえます。
それが、慢性化(陳旧性ともいう)したもので、痛みのレベルにもよりますが、長引けば炎症が広がる傾向があります。
炎症が広がれば、通常は治すことが困難になります。
そして多くの整形外科、整骨院などでは痛みの根本的な改善自体が難しくなり『痛み止め』の使用に走ってしまいます。

鍼灸治療は痛みの起こる場所に痛みの原因を求めるのではなく、動きのひずみを観察し、動きを改善することで、痛みの根本的な原因を解決することができます。

10年以上痛み止めの使用がやめられなかった人が、数回の鍼灸治療で改善することは日常茶飯事ですし、急性期でも即効性がある鎮痛の針治療もおこなうことができます。



まとめ

  • 痛み止めは運動のパフォーマンスを上げることはなく、運動後の身体(筋骨格)の再生を阻害する。
  • ロキソンニンに代表とされる非ステロイド性抗炎症薬は生命にかかわる重篤な副作用があるにも関わらず、通販サイトで安易に購入することができてしまう。
  • 痛み止めをやめるには痛みを止める根本的な動きのひずみを治す必要がある。



坐骨神経痛の鍼灸治療について


木もれび鍼灸院院長 木もれび鍼灸院院長弓削周平

長春中医薬大学 中医学士
長春中医薬大学 客員教授
吉林省公認 推拿師
北摂中医鍼灸研究会 代表


学生時代に父親がうつ病を発症。病院に行ったにも関わらず、完治することはなかった。この経験から精神疾患とそれに付随する不定愁訴(腰痛や不眠症、耳鳴りなど)で苦しんでおられる患者様と向き合おうと、伝統医学を極めるために中国の中医薬大学へ留学し、中医学と東洋医学(漢方・鍼灸)を体系的に学ぶ。日本に帰国後さらに日本伝統鍼灸を学び研鑽を積む。
この針治療が患者様からとても好評で多くのお喜びの声を頂いている。

→ブログ


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