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脊柱管狭窄症の症状について

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2017年6月24日 4:33:23

脊柱管狭窄症の症状について

脊柱管狭窄症の症状について

腰痛とは書いて字のとおり腰の痛み。
脊柱管狭窄症とは背骨の中にある空洞(脊柱管)が加齢や職業病などで中を通る神経や血管が圧迫され痛みやしびれが起こる。

腰痛

今回の記事では脊柱管狭窄症と腰痛の違いについてお伝えしていきます。


腰痛≠脊柱管狭窄症

腰に痛みを感じて病院へ行くと・・・、
レントゲン次にMRIを撮られるでしょう。

画像診断
画像を見ると、背骨の間が狭くなっていたり、脊柱管が狭くなっている。
すると「脊柱管狭窄症ですね」と診断され、手術か鎮痛剤や牽引などの保存療法のいずれかの選択を迫られます。


腰が痛いからと思って病院に行くと「脊柱管狭窄症」と診断されるので、ほとんどの方は脊柱管狭窄症=腰痛と思い込んでおられます。
※脊柱管狭窄症にすべり症を伴う場合、腰痛も主訴となります。



脊柱管狭窄症の症状には腰痛は含まれない

脊柱管狭窄症の症状には実は腰の痛みは含まれません。
  • 坐っている姿勢から立ち上がる時にスムーズに動けない
  • 前かがみになると足腰が楽になる
  • 50m歩くのもやっとでベンチを探してしまう(間欠性跛行)

実は脊柱管狭窄症の症状は腰痛ではなく、歩くときに『どうしても足が前に出ないくなる』という間欠性跛行がメインとなります。

間欠性跛行
腰痛は、脊柱管の中の中枢神経の問題ではなく、腰回りの筋肉や靭帯の炎症である場合がほとんど。

間欠性跛行など歩くときの足の重たさやしびれと腰痛の治療は分けて考えなければなりません。
ご自身で行うエクササイズも腰痛と脊柱管狭窄症は分けて行う必要があります。



脊柱管狭窄症の症状も腰骨(脊柱管)だけの問題ではないことが多い

脊柱管狭窄症と診断された場合は『脊柱管が狭くなる』ことで、全ての症状を説明されてしまいます。
実際には頸椎症やヘルニア、筋筋膜性腰痛、血管の病気などが同時に現れている場合がほとんど。
ですから、[脊柱管狭窄症]のみピンポイントで考えることは間違ったエクササイズを選択することになり完治から遠ざかる原因となっています。

エクササイズ
また足腰の症状のみで整形外科にかかると、腰部のMRIしか撮りません。
腰の画像だけで脊柱管狭窄症と診断される場合がありますが、首や背中の背骨の状態も診る必要があります。


腰だけでなく首や背中など複数の箇所で起こっている脊柱管狭窄症は[広範脊柱管狭窄症]となり、指定難病となっています。
広範脊柱管狭窄症

難病情報センター・広範脊柱管狭窄症(指定難病70)

通常の広範脊柱管狭窄症の場合は、初期にしっかりとした対策をする必要があります。


MRIなどの画像診断は痛みの原因を特定できない可能性がある

MRIの画像が症状とは関係ない場合もある。
MRIは画像の撮影を寝た状態、動いていない安静の状態で行います。

MRI
脊柱管狭窄症の症状は歩行時にでるために、MRI撮影の寝た状態で行う姿勢では原因の特定は難しいと思われます。


まとめ

  • 腰痛=脊柱管狭窄症ではない
  • 腰痛と脊柱管狭窄症の治療法、エクササイズは違うもの
  • MRIでは脊柱管狭窄症の原因部位を特定できない可能性がある




>>>脊柱管狭窄症の鍼灸施術について<<<



木もれび鍼灸院院長 木もれび鍼灸院院長弓削周平

長春中医薬大学 中医学士
長春中医薬大学 客員教授
吉林省公認 推拿師
北摂中医鍼灸研究会 代表


学生時代に父親がうつ病を発症。病院に行ったにも関わらず、完治することはなかった。この経験から精神疾患とそれに付随する不定愁訴(腰痛や不眠症、耳鳴りなど)で苦しんでおられる患者様と向き合おうと、伝統医学を極めるために中国の中医薬大学へ留学し、中医学と東洋医学(漢方・鍼灸)を体系的に学ぶ。日本に帰国後さらに日本伝統鍼灸を学び研鑽を積む。
この針治療が患者様からとても好評で多くのお喜びの声を頂いている。

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