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痛みは身体を老化させる

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ブログblog

2017年6月24日 4:33:23

痛みは身体を老化させる

痛みは身体を老化させる

身体の老化は生まれた時から始まる・・・ と聞くと衝撃を受ける方もおられるでしょう。
新生児
脳の神経細胞は生まれた直後から減少することがわかっています。

外国語の習得や絶対音感は幼児期でないと身に付きません。
成人になってからネイティブに会話することはかなり難しいことですし、絶対音感の習得は不可能です。

脳の神経細胞の中には成人後でも新たに作り出されるものもあります。
筋細胞や骨細胞も年齢と共に成長しますが、人は生を受けた瞬間から死に向かっていくようプログラムされているので、ある一定の成長を経たのちは必ず神経、筋、骨、全ての細胞は数を減らします。


身体の老化を緩やかにするアンチエイジングはまやかし

一時期アンチエイジングという言葉がはやりましたが、最近はあまり聞かなくなりましたね。
美魔女と呼ばれる女性がもてはやされました。

アンチエイジング
老化にあらがうことは冷静に考えれば自然の摂理に反しているのではないでしょうか?
アンチエイジング、老化に無理にあらがうと必ず『ヒズミ』として身体は表現します。

それが痛みや不調などの表現となります。



心身が発する警報を無視するべきではない

身体と心は一体であるという東洋医学の思想をあらわす言葉に『心身一如』があります。
心と体はお互いに影響し合っているという考え方。

心身一如
緊張すれば腹痛になったり、胃潰瘍になったりとよくある症状はこの心身のつながりを実感させてくれます。
ピロリ菌を除去するようになってから、胃潰瘍は減りましたが、かわりに精神疾患が増えたという話もあります。


西洋医学は東洋医学の『心身一如』とは対照的に『心身二原論』を軸とした医学です。
つまり、生命とは臓器の集合でよって集まっており、意識や感覚もすべて臓器によって作り出されているという考え方です。
生命機械論ともいいます。

心身二原論
この西洋医学の考え方では心身が発するあらゆる情報を無視する傾向があります。
痛みは痛み止め。
不眠は睡眠薬。
消化不良は消化剤。
といったように場当たり的な投薬に終始してしまうのは、医学の始まりが『心身二原論』『生命機械論』だからでしょう。



痛み治療の真実

痛み、特に40代以降に起こる痛みは仕事や生活を制限させる
働き盛りで家族を養う必要のある40、50代にこうした痛みで休職を余儀なくされることがあります。

免職
痛みは整形外科や神経内科でMRIや精密検査をすれば原因がわかる。
それに対応する治療法もあると信じてる方もおられるでしょうが、多くの場合、「痛みの原因がわからない」「治療方法も痛み止めだけ」が実際に臨床現場で行われている痛み治療の真実です。


痛みはどこから来るのか?

中年以降に頻繁に起こる痛みには心の状態が深く関わります。
心は目に見えないものですが、身体は心の状態を外へ向かって発信します。

嬉しい時は笑顔になって全身が緩んだ脱力した感覚になるでしょう。
怒った時は、顔だけでなく全身に力が入って今にも攻撃するような態勢になります。

怒り
怒りの感情は現代人の多くが胸の中に抱えています。
怒りの感情は全身の筋骨格を緊張させ、神経を亢進させます。
通常の怒りは数分程度で終わるものでしょうが、仕事や家庭のストレスがある一定レベルを越えて長時間にわたり怒りの感情が心を支配していると、身体の緊張状態が痛みを引き起こします。

この怒りによって引き起こされた痛みは、MRIや精密検査など画像診断では映りません。

中年以降に頻繁に起こる痛みには心の状態が深く関わります。
心は目に見えないものですが、身体は心の状態を外へ向かって発信します。

嬉しい時は笑顔になって全身が緩んだ脱力した感覚になるでしょう。
怒った時は、顔だけでなく全身に力が入って今にも攻撃するような態勢になります。

怒りの感情は現代人の多くが胸の中に抱えています。
怒りの感情は全身の筋骨格を緊張させ、神経を亢進させます。
通常の怒りは数分程度で終わるものでしょうが、仕事や家庭のストレスがある一定レベルを越えて長時間にわたり怒りの感情が心を支配していると、身体の緊張状態が痛みを引き起こします。

この怒りによって引き起こされた痛みは、MRIや精密検査など画像診断では映りません。



『痛み』は身体を老化させる

『痛み』は身体が発しているアラーム。
アラーム
この痛みについて、病院へ行っても原因不明で痛み止めや湿布剤でその場をしのいでいる方がいかに多いか・・・
本来はきちんと痛みの根本原因を治さなければいけない状態なのに、何年も放っておくとどうなるのでしょうか?

痛みはある一定期間すぎると、無くなります。
しかしその後、何度も強烈な痛みが波のように押し寄せます。

それでも痛みを放置すると・・・
痛みの起こっている周辺を無意識に動かさなくなり、萎縮がはじまります。

ギブスや寝たきりで長期間身体を動かさないと、筋肉がやせ細りますが、この状態を廃用性萎縮と言います。
萎縮
痛みによって片側の首や腰を動かさない状態が続くと、みごとに片側の筋肉がやせ細った、廃用性萎縮の状態となります。



痛みを根本的に止めると、身体は再生する

痛みを止めると言っても、痛み止めやシップではありません。
身体のあらゆる動きを正常に戻すと、身体は独りでに元にもどります。

歪み
痛みが長期間続いている状態というのは、耐えられないものなので、脳内麻薬と呼ばれるエンドルフィンやドーパミンの作用によって知らず知らずのうちに痛みを麻痺させます。
しかし痛みが起こっている箇所が麻痺していたとしても、動きはイビツとなっています。

鍼灸治療ではこの『痛み』に対して施術を行うのではなく『イビツ』な動きを引き起こしている、身体の不調箇所を探し出して動きを改善させる治療法です。
動きが改善することで、痛みの悪循環から抜け出し、萎縮によって『イビツ』になっていた身体が再生します。
動きの改善
この状態は年齢に関係なく子供から中年、老人でも起こります。
痛みに年齢は関係なく、ただ心身の関係性を理解して、動きを改善するだけで痛みから解放されます。


まとめ

  • 老化するから痛くなるのではなく、痛みを放置するから老化する
  • 痛みとは怒りである
  • 動きを正常に戻すと、身体は独りでに再生する

>>>腰痛をはじめとする、あらゆる痛み症状を得意とする木もれび鍼灸院の針治療<<<


木もれび鍼灸院院長 木もれび鍼灸院院長弓削周平

長春中医薬大学 中医学士
長春中医薬大学 客員教授
吉林省公認 推拿師
北摂中医鍼灸研究会 代表


学生時代に父親がうつ病を発症。病院に行ったにも関わらず、完治することはなかった。この経験から精神疾患とそれに付随する不定愁訴(腰痛や不眠症、耳鳴りなど)で苦しんでおられる患者様と向き合おうと、伝統医学を極めるために中国の中医薬大学へ留学し、中医学と東洋医学(漢方・鍼灸)を体系的に学ぶ。日本に帰国後さらに日本伝統鍼灸を学び研鑽を積む。
この針治療が患者様からとても好評で多くのお喜びの声を頂いている。

→ブログ


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