もしあなたが
- 生理以外の下腹部の痛みに困っている
- 尿が赤いというか茶色っぽい。最近結構ハードだったので疲れているのかな。
- 尿をした後に、またすぐ尿が出る
- 膀胱炎(残尿感)が一か月治りません・・・
- 最近尿がにおう
- 抗生物質の「クラッビト」と「メイアクト」、「フロモックス」の耐性菌ができてしまって薬事療法の手段がなくなってしまった
- 1日10回以上トイレに行くが、、排尿してもすっきりしない
- 膀胱の辺り?恥骨~股のあたりが痛い
- 膀胱炎とかゆみがおさまらない
- 排尿時にしみるような痛みがある
- 無理矢理尿を出そうとしたらうすい色ですが出血する
- 最近尿が臭い
- 繰り返す膀胱炎や排尿時の痛みで困っている
このような症状で悩んでおられるのであれば、
あなたにとって当院はお役に立てるはずです。
ぜひこのまま読み進めてください。
まずは膀胱炎って?
膀胱炎は、細菌感染で膀胱に炎症が起きるものです。
原因は?
膀胱炎や痛みや頻尿、残尿感の場合、西洋医学では下記のような原因を考えます。
- 女性は性行為時に尿道から感染することが多く、男性は前立腺炎が原因となることが多い
- 排尿を我慢する習慣で起こることもある
- 過労、生理、妊娠、かぜ等で抵抗力が落ちるのが誘引となる
膀胱炎の8割は大腸菌のような雑菌が原因です。 不衛生な性的行為、生理時にナプキンをこまめに交換しなかったり、女性は肛門と尿道口が近いため、排便時に大腸菌が尿道口に付着して膀胱炎になることもあります。
治療法は?
膀胱炎は治療が遅れると腎盂腎炎などのリスクもありますので、標準的な診断と治療を専門医の下で受ける。一方で加齢による萎縮性膣炎を伴う場合は抗生物質だけでは治癒しない場合もありますし、細菌性以外の間質性膀胱炎などもあります。膀胱炎を繰り返し再発する場合は単純な膀胱炎と考えないほうがよいかもしれません。
- 抗生物質
- 抗生剤が効いているにも関わらず症状が残る場合は漢方薬が多用されるようです
木もれび鍼灸院の【膀胱炎】の考え方
まずは膀胱炎を実証と虚証の2つに分けます。簡単に言うと実証は急性、虚証は慢性といえるでしょう。
分類1:実証(身体に熱がこもった状態)
下腹部や排尿時の痛み激しい、尿の色も濃い黄色や鮮血色。
中医学では実証の膀胱炎(急性膀胱炎)は熱が原因のものに分類できますが、急性期の方は鍼灸院に来院されることはないでしょう。
中医学では急性膀胱炎は【臓腑の熱】と断定しています。
原因2:虚証(体力の低下により膀胱炎症状が慢性的に続く)
慢性的に下腹部に鈍痛が続く、痛みが腹から腰に響くなど体力をむしばむ症状が長く続きます。身体の体力が落ちると臓腑が熱を持つと中医学では考えられています。症状が長く続くことによって臓腑に熱をもってしまう、それが体力を奪ってしまう。という悪循環が続いてしまいます。
つまり↓
臓腑の熱=急性膀胱炎and慢性膀胱炎
鍼灸施術には詳しい体質の分析や、その人に合わせたオーダーメイドな手法が必要となってきます。 膀胱炎の症状にあわせて鍼灸施術法を変えて対応しています。
木もれび鍼灸院の考える【膀胱炎】の分類『証』
- 急性
1.熱毒熾盛
(ねつどくしきせい) - 高熱で強烈な腹痛、拒按。
経血量が多い - 急性
2.湿熱瘀結
(しつねつおけつ) - 下腹部の張痛で発熱と悪寒が交互に来る
月経量が多い、月経期間が長い - 慢性
3.湿熱瘀結
(しつねつおけつ) - 下腹部がじわじわ痛む、拒按。痛みが仙骨部まで響く
月経量が多い、月経期間が長い - 慢性
4.気滞血瘀
(きたいけつお) - 下腹部に張痛と刺痛。
経血量とかたまりが出る、月経後痛みが軽減する。 - 慢性
5.寒湿凝滞
(かんしつぎょうたい) - 下腹部に冷痛がおこり、強烈な疼痛を引き起こす。
月経期に下腹部の痛みが増悪する。月経期間が不安定で経血量が少ない。 - 慢性
6.気虚血瘀
(ききょけつお) - 下腹部の痛みが長い期間続く。
経血量が多くかたまりも出る。
鍼灸の施術はどうやってするの?
一般的な治療院の施術方法
一般的な治療院は症状の出ているところに針を刺したりお灸をしたりします。
整体などを取り入れているところも多くあります。
病院にかかれば投薬両方が中心になるでしょう。
当院の施術の特徴
当院では症状を引き起こしている臓腑の熱をさますために1~5本しか鍼を刺しません。
整体も必要としません。
初回に徹底したカウンセリングと診察により、どこに原因があるのかを特定するので最小限の刺激しか必要としないからです。
なぜ膀胱炎に鍼灸が有効といわれているのか?
膀胱炎には鍼灸がどれほど効果があるのか?と疑問に感じると思います。
あまり知られていませんが、膀胱炎のほとんどは細菌性だけの問題ではありません。
体力や免疫力の低下によるものや更年期を過ぎて女性ホルモンの乱れによって萎縮性膣炎を伴うようなパターンもあります。
単純に抗生物質だけで治ってしまうような膀胱炎で悩んでおられる方は鍼灸や漢方の対象とはならないでしょう。
むしろ急性の膀胱炎を過ぎてもなかなか膀胱炎症状が治らない場合や抗生物質を連続に服用していき耐性菌ができてしまい治すすべがなくなった方が鍼灸を選択されていきます。
施術の特徴
①治療方法を明確にします。
初回に症状が取れるための治療方針をお伝えします。
症状の度合いにより通院回数やペースにばらつきがありますので、初診時に説明いたします。
②治療終了後も症状が再発しないように指導します。
食事やお茶の摂り方や姿勢、呼吸の仕方や生活習慣など心身をコントロールする東洋医学の知恵を指導します。
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