もしあなたが
- 大きな病院でCT・MRIや脳波の検査をしたが脳に全く異常はなかった
- パソコンの長時間使用から来る首痛と頭痛に悩んでいる
- 仕事で「眼精疲労」を感じはじめた
- ひどい時は乗り物酔いのように吐き気がする
- ブルーライトカットのメガネをしているが効果が見られない
- 急激に視力が落ちてきて、夜の車の運転が怖い
- ポケモンGOをやっているうちに目の疲れが取れなくなってきた
- なんとか仕事に戻りたい
- 眼科・神経内科・整形外科を転々としている
- 重症な疲れ目
- お医者さんで「週末老眼症候群」といわれた
- 整形外科を受診したらどうやら「ストレートネック?」
このような症状で悩んでおられるのであれば、
あなたにとって当院はお役に立てるはずです。
ぜひこのまま読み進めてください。
まずはVDT症候群って?
パソコンやスマホの光に長時間さらされることにより、眼や身体、心にまで影響の出てくる病気です。
スマホの普及により小学生でもVDT症候群を訴えることが増えてきています。
もともと鍼灸は眼精疲労を得意としている治療法です。
当院では開業以来VDT作業による目の症状(眼精疲労、眼瞼痙攣、複視)だけでなく、身体の症状(肩こり、頭痛、車酔い、吐き気)、精神の症状(イライラ、不安感、慢性疲労)などで悩んでおられる方を専門に治療しております。
原因は?
パソコンに向かう作業が長くなるほど、目の症状を感じます。
もともと左右の視力の不均等や乱視、ドライアイを感じておられる方がVDT症候群を発症しやすい。 原因がパソコンやスマホによる眼精疲労なので、病院でCT・MRI、脳波の検査をしても脳に異常が見つからないことがほとんどです。
鍼灸が適応と考えられるVDT症候群をまとめてみました。
- 仕事や自宅でのパソコン、スマホの作業により起こった。
- 急激な精神的な負担がきっかけ
- 無理な徹夜作業から起こってしまった
- 風邪や体調不良がきっかけ
VDT症候群の原因はパソコン作業だけでなく、ストレスや睡眠不足、姿勢や自律神経によるものなどが考えられますが、精密検査でもわからないものがほとんど。
最終的に『仕事を辞めるしかない』と言われ治療をあきらめてしまった方が鍼灸治療を選択されます。
治療法は?
VDT症候群で病院を受診すると様々な診療科を回らなければいけないようです。
眼科で点眼薬、整形外科で電気治療や首の牽引、精神科で飲み薬
目が乾燥しているから点眼薬、目の筋肉の緊張をほぐすために飲み薬、精神の緊張をとるために精神安定剤というように、原因を特定せずに数打ちゃ当たるといった投薬治療になります。
実はVDT症候群の原因はあなたの生活歴、身体の筋骨格の特徴など様々な背景が関わっています。 お薬で症状が楽にならないのであれば、仕事環境や眼だけの問題とは言えないでしょう。
木もれび鍼灸院の【VDT症候群】の考え方
VDT症候群で一番に鍼灸治療を選択される方はおられません。
眼科、脳神経外科、整形外科、心療内科、整体・・・色々な治療法を試したが良くならない。 鍼灸なら効くかもしれないと、痛い思いを覚悟して来院されます(当院の治療はほとんど痛くありませんが…)
つまり鍼灸治療を選択した段階で、慢性的な眼の症状に悩まされているということです。
慢性的な状態を『虚証』といいます。
虚証とは心と身体の両方が弱ってしまっていますので、一般的な外からの刺激では治すのが難しい状態です。
鍼灸治療では虚証を補う『補法』という治療法があり、VDT症候群に的確に治療を行うことができます。
注意:眼の症状を数週間から数ヶ月放置してから、鍼灸を治療の選択肢として考えられる方が多くおられます!! 眼の症状は発生から1~2週間の間に治療を受けていただくことをお勧めします。 はやく鍼灸治療を受けていただける方のほう早期に完治できています。
木もれび鍼灸院の【VDT症候群】の分類『証』
- 1.風痰上擾
- ラーメンや焼き肉が大好きな人。怒りっぽい方は要注意です。
めまいや頭痛が日常生活に支障をきたすほどひどくなるタイプです。
- 2.肝鬱気滞
- ストレスと溜め込みやすい性格が原因です。
運動したり、お風呂に入ったりすると一時的に症状は楽になりますが、根本治療をお勧めしたいタイプの方です。
- 3.心肝血虚
- 眼の使い過ぎによって起こります。また不安感や心配事が尽きないタイプの方です。
主に目のかゆみ、まぶたのケイレン、暗いところで見えにくい症状が出るでしょう。通常の投薬治療やマッサージでは治りません。
- 4.燥熱傷津
- のぼせやすい方、真冬でも平気でアイスを食べれるタイプです。
- 5.脾虚気陥
- 仕事や育児などで極度に疲労が溜まったり、大きな病気を患った後におこります。
最近視力が著しく落ちたと感じたらこのタイプでしょう。
- 6.肝腎陰虚
- 体力の低下によって起こります。
もともと集中力がないので、眼を酷使する仕事はお勧めできません。
- 7.腎陽虚
- 小さい頃から体質が弱い方。
パソコン作業をするとすぐに眼の疲れがピークになります。
鍼灸の施術はどうするの?
一般的な治療院の施術方法
一般的な鍼灸院は症状の出ているところに針を刺したりお灸をしたりします。
マッサージなどを取り入れているところも多くあります。
病院にかかれば投薬や点眼薬が中心になるでしょう。 気休めに代替療法を勧められるかもしれません。
当院の施術の特徴
当院では症状を引き起こしている気の滞りを改善するために1~5本しか鍼を刺しません。
初回に徹底したカウンセリングと診察により、どこが悪いのかを特定するので最小限の刺激しか必要としません。
木もれび鍼灸院がVDT症候群を治療しているワケ
眼の症状で一番に鍼灸治療を選択される方はおられないでしょう。
しかし鍼灸治療は眼の症状の治療を得意としています。
例えば上記の風痰上擾や肝気鬱血の原因は精神的な抑うつが根本的なものであるので、薬が効いたとしても一時的です。また心肝血虚や脾虚気陥、肝腎陰虚は体力面を補わないと治りません。
鍼灸はそれぞれの『証』にあわせた治療が可能です。
中医学をベースとする木もれび鍼灸院の鍼灸治療は頭部、顔面部の疾患を得意としています。
中医薬大学付属病院での研修では9割近い患者さんが頭部、顔面部の症状の方ばかりでした。
近現代の中医鍼灸はVDT症候群を得意としています。
施術の特徴
①治療方法を明確にします。
初回に症状が取れるための治療方針をお伝えします。
症状の度合いにより通院回数やペースにばらつきがありますので、初診時に説明いたします。
②治療終了後も症状が再発しないように指導します。
食事やお茶の摂り方や姿勢、呼吸の仕方や生活習慣を指導することで、自分で症状をコントロールすることが出来るようになり、眼の症状やそれに付随する痛み、不安感に苦しまないようになります。