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腰痛女性がマッサージや整体を受けてはいけない理由

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ブログblog

2017年5月23日 23:21:23

腰痛女性がマッサージや整体を受けてはいけない理由

腰痛女性がマッサージや整体を受けてはいけない理由

整骨院は今も昔もマッサージ屋さんです。
15分揉んで500円くらいでしょうか?
安いのでけっこう頻繁行く人も多いでしょう。
整骨院の格安マッサージ
マッサージをしてもらって腰痛が治った人ははたしているでしょうか?
女性の方で何年も通っている人は、確実に腰痛が悪化しているでしょう。



マッサージをして悪化する人とは?

下の方はマッサージをすればするほど、腰痛が悪化します。
生理不順
一時的には楽になるはずです。 しかし数カ月から数年で、ドンドンひどくなります。

  1. 生理不順で悩んでいる方
  2. PMSがひどい方
  3. 産後から腰痛に悩まされるようになった方
  4. 妊娠中から腰痛に悩まされておられる方
  5. 仕事が忙しく、睡眠不足の方
  6. 頭痛持ちで痛み止めが手放せない方
  7. 慢性便秘に悩み薬で出している方
マッサージは特に女性には勧められません。


男性よりも女性のほうが靭帯や筋肉が柔らかい

男性よりも女性のほうが柔軟性を高いと感じたことありませんか?
性ホルモンの影響で女性の身体は柔らかい傾向があります。
柔軟性
柔らかいことはいいことでもありますが、柔軟性にはある程度の筋力が必要です。
ダイエットが流行っており、痩せすぎの女性がモデル体型で憧れになっていて、現代女性には健康を維持する筋力が圧倒的に足りていません。



芯のない身体

奈良の五重塔は木造建築ですが、地震や災害に長い年月耐えてきました。
五重塔
昔の建物には芯が真ん中に通っているため、地震に非常に強い特徴があります。
芯になる柱は強いですが、柔らかい特徴があり、重い構造を支えています。




人の身体にある芯となる流れとは?

東洋医学の衝脈という気の流れです。
衝脈
衝脈は身体の芯となる流れですが、同時に性ホルモンとの関わりが指摘されています。

養命酒cmで女性の『7の倍数』を詳しく解説



性ホンモンが身体を柔らかくする理由

女性には妊娠出産をするためのホルモンの働きがあります。
毎月の生理は性ホルモンの増減によってコントロールされています。
生理周期
生理は血液が外に出るだけでなく体全体への作用をおこしています。
特に『リラキシン』という卵巣から出るホルモンが『エストロゲン』『プロゲステロン』と組み合わさって、身体の靭帯や筋肉、細胞を柔らかくしてしまいます。
排卵期に『リラキシン』の働きがピークになることが知られています。



柔らかい身体は傷つきやすい

性ホルモンは多すぎたり少なすぎたり、一定ではありません。
現代は衣食住が乱れているため特にホルモンバランスが不安定になっています。
芯から弱ってしまっているといえるでしょう。 外からの衝撃で簡単に傷つきやすい状態になっています。
身体は外からの刺激に対して敏感に反応してしまいます。

柔軟性
場所によっては500gのペットボトル程度の圧力でも関節や靭帯は変化してしまいます。
男性施術者の力いっぱいのマッサージは容易に身体を悪くさせてしまいます。



マッサージを受けてはいけない期間がある。

女性に限ったことですが、排卵期から月経までの半月は『リラキシンホルモン』の影響で関節や靭帯は弱くなっています。
マッサージ好きな方も、この時期は避けたほうが良いでしょう。
nomassage
また正産期に入った妊婦さんもリラキシンホルモンの作用で身体全体が刺激に対して弱くなっています。 ※正産期とは、妊娠37週0日から妊娠41週6日までの5週間の期間のことを言い、最も出産に至りやすい期間の事をいいます。

正産期は腰痛や背中の痛みなど、関節が柔らかくなる過程で痛みが伴う事が多くあります。
この時期にマッサージや整体など強い刺激による関節への刺激は産後に痛みを残すこともあるので注意が必要です。



腰痛女性が腰痛を改善する方法とは?

月経や妊娠後期の腰痛は性ホルモンが大きく関係しているので、筋肉や関節への刺激は極力避けるべきです。
セルフトリートメント
ではどうやって痛みを治すのでしょうか?
性ホルモンは大きく分けて、『エストロゲン』と『プロゲステロン』があります。
身体の関節や靭帯を柔らかくさせるホルモン『リラキシン』が出るのは排卵期ですが、通常の場合『エストロゲン』が多く分泌されてから『リラキシン』が分泌されるので、体への負担はほとんどありません。
『プロゲステロン』が分泌される量が多くなってから『リラキシン』が分泌されると、体への負担は大きくなります。

生理周期に合わせてエストロゲンが多く分泌されるような生活習慣を送ることでホルモンバランスが整い、体の負担を少なくすることで腰痛を解決することができます。



エストロゲンに影響する生活習慣とは?

  1. 規則正しい睡眠
  2. 野菜や穀物をしっかりとる食事
  3. 東洋医学を取り入れた施術をうけること
1.規則正しい睡眠について

睡眠
日が暮れてもずっと起きている、スマホを見てなかなか眠れないというのは人間らしい生活習慣とは言えません。
特に夜間に女性ホルモンが多く分泌されるので、10時〜12時の間に睡眠に入るべきです。

2.野菜や穀物をしっかりとる食事

食事
ダイエットは女性にとって永遠の課題ですが、偏りがちなダイエット(低糖質ダイエットや果物ダイエット、短期間に体重を落とす極端なもの)はホルモンバランスを崩す恐れがあります。
10キロほど落とす必要があるならば、半年から1年かけて徐々に落とすべきです。



東洋医学を取り入れた施術をうけること

腰痛女性は東洋医学の漢方と鍼灸で改善するのが理想的です。
東洋医学
東洋医学にはホルモンバランスを整える施術やツボへの考え方が古くからありました。
PMSや生理不順に悩んでいる女性に出される加味逍遥散ですが、昔から経験的に用いられてきた漢方薬です。
加味逍遥散の近年の研究では『エストロゲン』に作用するという作用も発表されています。

東洋医学の性ホルモンに関係する『衝脈』に関係するツボにはホルモンバランスを整える働きがある為、ツボへの軽い刺激のみで生理不順やPMSの治療が可能となります。
鍼灸




まとめ

  • 生理不順やPMSで起こる腰痛はマッサージでは治らない
  • 排卵期に多くなる『リラキシンホルモン』は関節や靭帯、身体の組織を柔らかくさせる作用がある。
  • 腰痛女性はマッサージよりもホルモンバランスを整えることで痛みを解決できる。


女性ホルモンを整える鍼灸治療



木もれび鍼灸院院長 木もれび鍼灸院院長弓削周平

長春中医薬大学 中医学士
長春中医薬大学 客員教授
吉林省公認 推拿師
北摂中医鍼灸研究会 代表


学生時代に父親がうつ病を発症。病院に行ったにも関わらず、完治することはなかった。この経験から精神疾患とそれに付随する不定愁訴(腰痛や不眠症、耳鳴りなど)で苦しんでおられる患者様と向き合おうと、伝統医学を極めるために中国の中医薬大学へ留学し、中医学と東洋医学(漢方・鍼灸)を体系的に学ぶ。日本に帰国後さらに日本伝統鍼灸を学び研鑽を積む。
この針治療が患者様からとても好評で多くのお喜びの声を頂いている。

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