もしあなたの
- 親が寝たきりになってしまった。
- 褥瘡(とこずれ)になり内科を受診した時に医師から回復をあきらめるように言われた。
- 病院に入院して帰ってきたら、立ち上がって歩くことができなくなっていた。
- 睡眠薬や安定剤を言われるがままに飲ましてしまっている。
- 日に日に元気が無くなっている
- 寝たきりから元に回復する事なんて無理だと言われる。
- 絶対に施設に入れたくない。
- 寝ていることが長いせいか訳の分からないことを言っている。
- トイレに自力でいけるようになってほしい
- 身体を動かすだけのリハビリに限界を感じている。
- お母さんを元の状態に戻してほしい
このような症状で悩んでおられるのであれば、
あなたにとって当院はお役に立てるはずです。
ぜひこのまま読み進めてください。
まず寝たきりって?
病気や老化、入院などによる長期間のベッドでの拘束が続くことにより、全身の筋肉低下や内臓の機能が落ちることにより、自力での日常生活が送れない状態になることを寝たきり状態と定義できる。
長時間のベッドでの寝ている体勢から関節痛やとこずれが起こりやすい。同じ方向に寝る傾向がある為、骨格の変形や関節拘縮が引き起こされる。本人の意思や気力の低下により、リハビリや回復が困難になる。
付きっきりの介護により兄弟や子供ら家族に大きな負担がかかり、仕事をやめざるを得なくなったり生活が困難になってしまっている。
医師や医療関係者からの理解が得られない寝たきり
日本の寝たきりの老人は外国と比べても突出して多いことをご存知でしょうか?
日本だけが寝たきり老人が多い理由は行政はじめ医師や医療関係者の無施策と無理解で回復よりも介護をメインとなってしまっていることが原因となっていると考えています。
また国民皆保険により高齢者の薬代が安いことも一因です。
寝たきりには、動けないことによる『関節の痛み』と、体力低下に伴う『精神不安』が付きまといます。痛みや不安感を相談すると必ず痛み止めや精神安定剤という投薬による解決法しかないような常識となってしまっています。
しかし寝たきりは服薬では解決しない。むしろ薬の飲むという治療手段が老人をベッドに縛り付ける一因になっているということを臨床を通して実感しています。
寝たきりの治療法はないのか?
寝たきりのきっかけは様々です。
例えばほんの少しの入院で動けなくなってしまったり、転倒によって動けない日が続いたことであったり、きっかけはないのに徐々に動けなくなったり。。。
寝たきりからの回復は動けなくなってから、いかに早く回復に取り組むかにかかっています。
食事を少なく、粗食にすることが必要となります。
健全な睡眠をとる必要性もあります。
介護しなくてはと思いがちですが、介護と回復は全く違います。実際に介護現場で働いておられる介護士やケアマネの方はいかに介護するか?を考えてしまっているために回復するということ自体が非常識だと考えている方もおられます。
寝たきりからの回復にはエネルギーが伴うために本人も家族も回復を諦めてしまっている・・・というのが現状です。
寝たきりは老衰の一つの表現
木もれび鍼灸院では寝たきりからの回復に取り組む際に、ただ単に身体を動かすというリハビリよりも大切なことに常に気を配っています。
それは内臓の状態です。高齢になればなるほど内臓弱ってくる老衰という状態になります。
日本のお年寄りは薬依存が多すぎるために、特に腎臓、肝臓、膵臓が疲弊しきっています。
この内臓の弱りによってうつを引き起こしたり、気力がわかない、食べたものをうまくエネルギーに替えられない状態にさせてしまい、寝たきりからの回復を困難にしている一因でもあります。
木もれび鍼灸院の【寝たきり】の考え方
木もれび鍼灸院では寝たきりの回復のための施術に取り組んでいます。
なぜ【寝たきり】の回復に携わるようになったのか?
きっかけは2つありました。
20代前半で特別養護老人ホーム内での鍼灸業務
鍼灸の資格を取ってすぐに特別養護老人ホーム内での鍼灸業務をたった一人で任されてしまいました。特別養護老人ホームとは、認知症や脳こうそく後遺症やパーキンソンなどあらゆる理由で寝たきりになった老人が生活する場です。
職員さんは日々の介護に精いっぱいで回復なんてものには到底考えが及ばない状態でした。そこの老人たちはツライ苦しいと言いながら、ベッドから起き上がれない毎日で痛みと精神不安で気が狂いそうな状態にありました。
鍼灸施術の毎日でどうにかしたいと思いながら、機能回復のみしかできない日々でした。しかし施術を毎日繰り返すことで徐々に関節が柔らかくなり、職員さんが介護しやすくなったと感想を聞くようになり、なにより患者さんに笑顔が出てくるようになってきました。
当時はまだ回復という目標さえも言葉にできませんでした。
95歳の祖母を寝たきりから回復させた
中国留学から帰国し日本で鍼灸治療を行っていたある日、祖母が転倒し、寝たきり状態になっていると連絡が入りました。
祖母とは10年程二人暮らししたこともあって、元気なイメージしかなかったので寝たきりになっていたのを見て衝撃が走りました。
寝たきりの祖母を見舞ったときに、特別養護老人ホームの光景がフラッシュバックし、『絶対に回復させてやる』と決意。
その日から毎日片道1時間、仕事が終わってから鍼灸施術を行いに祖母宅へ通い続けました。
回復を信じていたのは私だけで、家族も介護士もかかりつけの医師でさえも回復を諦めていました。
6カ月ほどかかりましたが、回復させた時の周囲の驚きは今でも印象に残っています。
鍼灸の施術はどうやって行うのか?
一般的な考え方
寝たきり状態になった段階でほとんどの医療関係者は諦めます。
睡眠障害には睡眠導入剤、関節痛には鎮痛剤、精神不安には安定剤と寝たきりになると同時に飲む薬が増えていくでしょう。
褥瘡や胃瘻などにより、さらに状態が悪化する場合があります。
回復するために手助けするための介護が逆に寝たきりを生んでいるという事実を知っていただきたいと思います。
当院の施術の特徴
当院では回復したいかというご本人の意思を確認します。
針やお灸は「イヤ」と感じた方にいくら施術をしても効果がでないからです。ご本人が受けたいと希望した方のみ施術をおこないます。
施術方法はまず東洋医学の診察の特徴である舌診や腹診を通して内臓の状態などをしっかり把握していきます。
リハビリや運動など動かすことを目的とするのではなく内臓の状態を正常に戻すことを第一に考えます。寝たきりで鍼灸治療を選択される方はおられないでしょう。身体が動ける状態になってから積極的に動けるようになるからです。
親や兄弟が寝たきりになった時に鍼灸施術を考える方はおられないでしょう。
しかし鍼灸治療は寝たきりの施術を得意としています。
針とお灸のみの単純で刺激の少ない治療法ですが、だからこそ体力の弱っている寝たきりの高齢者には最適な方法です。
施術の特徴
①治療方法を明確にします。
初回に回復できるまでの施術方針をお伝えします。
症状の度合いにより通院回数やペースにばらつきがありますので、初診時に説明いたします。
病院や他治療院とはまったく方法が異なります。他院で治らない方は当院を最後の砦と考えて相談されます。必ずあなたのご家族を寝たきり状態から脱出させます。
②施術終了後も寝たきりにならないように指導します。
寝たきりを防ぐには日々の習慣が重要となります。
二度と寝たきりに戻らないように指導します。